はじまりました
16日よりはじまりましたミドルディレクション。
ビタスイはA、B両チームとも初ステを迎えました!おめでとう!
ご来場いただいたお客様には感謝を。
これから来て下さるお客様には楽しみにしていてくださいと一言。
いかん、自分でハードルを上げてしまった。
さて、久々にブログを更新したわけですが、今回は開幕のお知らせと脚本の小話を少々。
大きなネタバレはないように書きますが前情報なしで観たい方は読まない方がいいかも……?
あ、そういえば宣伝ラジオを録ったんですよ。既に公開はされているものなので見てくださった方はいるかもしれませんが、今一度。
ホソカワがMCと一緒にべらべら喋ってます。質問攻めにあいました。いやん。
ラジオは☞コチラ☜
↓↓↓
まずはラジオ内で話きれなかったビタスイを100倍楽しめるポイントをば。
一つは「NICO Touches the Walls」
今回の脚本の中で使われているBGMのいくつかはこのNICOってバンドの曲でして……
私、個人的にNICOがとっっっても好きでいつも聞いてるんですが、今回劇中で使いたいなって思って数曲使ってます。
マジで本と歌詞がマッチしてて我ながら大満足。曲名は観てからのお楽しみなので教えられませんがNICOの曲、ぜひ聴いてみてください。
おすすめは最近発売されたNEWアルバムの一曲、「18?」
痺れます。痺れました。youtubeにMVあるんでぜひ。あ、回しもんじゃないっす。
そんでもってもう一つは「窮鼠はチーズの夢を見る」
ラジオでちらっと話してますがこの本、マジでホソカワが全世界に読んでほしい本NO.1なんですよ。
この本を読んでから観てもいいし、観てから読んでもいい。どちらにしろ読んで損はないです。マジで。
ポイント説明の語彙力がなさすぎて伝えきれない……。
ビタスイの辛さというものを500倍くらいにした本です。続編の俎上の鯉は二度跳ねるも読んだら辛さ50000倍くらいになります。終始泣きます。私は泣きました。嗚咽が止まらず一日寝込むとこでしたね。
そんな狂おしいまでの辛さをビタスイにも込めました。
胸が張り裂けそうなのに何度も縫われて、直されて、痛みはどんどん蓄積されていく。
狂ってしまえればいいのに理性すら手放すことができない。
そんな脚本です。
誰だ、ポエマーホソカワって呼んだ奴。でてこい。
続いて……今まで情報がなかった謎の男、藍浦敬人について少し。
彼なんですけどね、同性愛者にとっては禁断の異性のライバル的な、そんな感じです。
脚本のプロットを考えていた当初は本当にちょい役の当て馬的な立ち位置だったんですが役者の恒悦くんがあまりにも色んな可能性を秘めていたのでちょっと嬉しくなって予定より数十倍多く喋ってます(笑)
藍浦って名前も本当はつける予定はなかったんだよなあ、わはは。
だから結愛と桜子も当然そうですが、藍浦という役もかなりいい味を出しています。
ぜひ藍浦敬人という男にも着目してみてくださいな。
一つどうでもいいことなんですが、この脚本には三人分のホソカワが含まれています。
桜子、結愛、藍浦。
色んなことを思っているホソカワの頭ン中を愛を通して大公開!的な感じですね。
凝縮しすぎてカルピスの原液みたいになっちゃいました、えへ。
最後は衣装について。
普段わたしは本を書く上でなるべく着替えは減らすスタンスで書くんですが、今回は衣装担当のなつきからの提案があって馬鹿みたいな回数着替えてます。
私はまさかの10回。
え、10回?
いや信じられませんでしたよ。どういう無茶したら10回も着替えられるんだよって思いますよね。
これがどういうわけかなつきマジックで可能になったんですよ。
んで、その衣装一つ一つにもこだわりがあって。細かいことはお客様の目で確認して頂けたらなあと、へへ。
ヒントは色です。
基本的に衣装は全部なつきに任せていたんですがエプロンだけは口出しましたね。
エプロンは私がこだわってるんでそこも見てネ。
と、まあこんなところで小話……あれ、小話の量じゃねーなこれ。
まあまあの読み応えになってしまいましたがどうだったでしょうか?
全ステージが終了した際にはまた色んなことを書こうと思っていますがまずは観ていただきたいのが一番。
ホソカワ史上最高傑作の出来になっていると思っています。
普段はプロット決めたら迷うことなく書けるタイプなんですが今回は何度も何度も書き直して悩みぬきました。苦しかったし途中で遊戯王も見ちゃったけど、なんだかんだで向き合っているときは全力でした。
愛が主題の脚本ですが、本にも愛を込めました。
たくさんの愛が、色んな愛が、みなさんに少しでも伝わるといいなあ。
お時間合う方はぜひいらしてください!
では。